仕事も何もかもがダメになり身体を壊した時期があります。
メンタルも病んで鬱になりました。
でも、幾つかのことを習慣化すると少しずつ
新しいことをやる元気も出て、仕事でも成果が出るようになりました。
今でも体力や集中力は、人よりも無いですが、
小さなことから習慣を変えると以前よりも
桁違いの心の安定と収益を手に入れています。
人は追い詰められるほど、人生を変えてくれそうな物に
異常にお金を使ってしまいます。
しかし、色々と試した結果、強く断言できることは
劇的に運や人生が良くなる魔法の杖などなく
開運アイテム、引き寄せ、潜在能力ワークや起業塾のノウハウなどに頼るだけでは
人生は全く変わりません。
最強のノウハウは実は目の前にあって
「小さな習慣からでしか、自分の人生を変えることはできない」です。
当たり前すぎて簡単なこと、でも徹底して決めたことを実行できる人は
少ないのではないでしょうか。
ここでは、うつ状態の私がどん底から約6ヶ月かけて
自分の人生を立て直した小さな7つの習慣を紹介します。
自分の人生を変えたい人は最後まで読んでください。

スマホに触わらないようにする
お医者さんからスマホ使用を控えるように指示され、
結果的にそれが、私の能力が回復する一歩になりました。
スマホを見るだけで30%も集中力や考える力が、
奪われているというデータもあるのもご存知ですか?
スマホは便利で私達の生活に必要不可欠になっていますが、
使い方次第では脳の働きが阻害され悪影響がでます。
暇つぶしに見るだけで、脳の働きが悪くなるだけでなく
大切な時間がどんどん減ります。
実際にスマホ断ちすると、日に日に頭の働きが段々と良くなってきたことを
体験しました。
スマホがなくなると最初は不安でしたが、
人生に余白ができるように自分の頭で考える時間をつくることができて、
創造力や判断力が回復するようでした。
今の成果もスマホ断ちがあるから生まれた
と言っても過言ではありません。
また、「今日もスマホ断ちできた」という
小さな積み重ねも自信になりました
最近、海外の有名インフルエンサーを中心に、
スマホ断ちの時間を持つと、仕事の効率が劇的に上がる
と断言する人が多いのですが、
それは本当です。
今でも私は、スマホは朝の散歩の時に耳で聴くラジオで使うぐらいで
それ以外は、ほとんど見ることはないです。
本当に重要な仕事に集中したいときは、
手の届かない場所に置き、何日も触らないです。
コミュニケーションの手段がLINEやSNSのメッセンジャーが中心の場合、
連絡がすぐに取れないという弊害もあります。
それでも家族であれば、急ぎの用事は直接、電話をかけてもらう、
それ以外は連絡は基本、PCでチェックするメールでお願いしています。
お付き合いのSNSを完全に止める
病気をきっかけに全てのSNSを辞めました。
そして分かったことが、
毎日、SNSにいかに注意力を奪われていたかです。
スマホ断ちと同様に、やめると格段に
精神状態も頭の働きも良くなりました。
SNSから入る他人の情報を全く気にしなくなった、
リアクションしないといけないという義務感から解放されたこと
自分のリズムを取り戻すのに役立ちました。
なんとなく「つながっておかないと不安」
「いつか仕事になるのでは」
と思いながら続けるSNSは、本当に人生に必要でしょうか?
そもそもSNSをやる目的が、友人関係や趣味目的であれば
楽しむためにやる意義もあるかもしれませんが
仕事のためと目的をシビアに考えると
かつての私は収益には、大きくは貢献していない状態でした。
集客目的のSNSは、まずは人間関係を作ってからと
お互いにフレンドリーにやり取りから始まることも多いのですが、
SNSの浅いつながりは、やめると
いとも簡単に途絶えます。
また、SNSのついでに意味のないネットサーフィンをする
弊害も無くなりました。
一方的に情報を受け取ってばかりいると
自分の発信や価値づくりに集中できません。
人生のリソース(時間・エネルギー)は限られています。
これらを見直すとSNSを止めることで、スマホを触らないことと同様に
脳への大きなエネルギー節約になりました。
余計なものを手放し余白をつくる
使っていないものは全部、処分する事も回復に役立ちました。
それはモノだけではないです。
PCの中の無駄なデータ
活用していないサブスク
――あれもこれもと持ちすぎると、金銭面だけでなく
判断力もにぶくなります。
余白はムダではなく、「考えるスペース」。
思考が整うと、やるべきことが明確になり決断も速くなるのは本当。
不要なものを手放した後のシンプルで無駄のない生活は、
本当に心にも身体にも負担がなくなり、
自分にとって必要でないモノは何か?
という感覚も研ぎ澄まされます。
あと、食べ物でも消耗品でも使い切るという習慣も大事です。
以前の私は、調味料や化粧品でも、全部使い切る前に次の物を
追加で買うことがありました。
切れた時が不安ならストックも1回分だけで十分。
使い切ってから次の物を購入する習慣をつけないと
物だけがドンドン増えます。
毎日、小さな整理整頓と掃除を続ける
仕事ができる人、富裕層ほど物が少なく整理された良い環境で生活しています。
その逆の状態であった私が経験を伝えると
何か上手くいかない心の状態が悪い時は、連動するように生活環境も悪化します。
まず、生活環境が乱れる時に現れる大きな兆候は、整理整頓ができなくなります。
自分では意識していないうちに
書類も雑然としていて仕事の効率も落ち、物を探すだけで時間がかかりました。
また、気分が最悪な時ほど自分のことも周囲のことも何もしたく無くなります。
鬱がひどい時は身なりにも構わなくなるし、お風呂にも入る気力もない状態でした。
でも、このままじゃ何も変わらないと思って、
先ずは毎日、できることから少しずつ片づけを始めました。
部屋を掃除して、机をきれいにして、洗濯して、お風呂にも毎日入りました。
お風呂に入る時はシャワーだけでなく、湯船に浸かり身体をしっかりと温める。
段々と片づいていく部屋を見るだけで
「少しずつ変われるかもしれない」と思えてきます。
毎日の振り返りと未来日記を書く
私が取り入れているのは、1日の始まりと終わりの
10分間の「見える化の習慣」。
それは「今日の振り返り」と「未来の理想を書く」ことです。
ポイントは、紙に書くことと、ネガティブでもOKなこと。
✔ 今日できたこと/できなかったこと
✔ 感じたこと・思ったこと
✔ 明日の自分にひとこと
✔ なりたい未来の断片を1行でも書く
毎日、自分のことをノートに書くことを習慣にしたら、
不安が減り、小さな自信が増えていきました。
身体を動かす、15分間でも歩く
毎日完璧な運動なんて無理。
でも、天気が良い日に15分だけ歩く。
この小さな行動を習慣にするだけで、気持ち・脳・身体すべてにスイッチが入るのを実感しました。
この行動は「心を動かす一歩」みたいなものです。
ただ歩くだけでもOK。
でも、こんな風にするとさらに効果UPで
- 音楽を聴きながら歩く
- 目的地を決めずに気ままに歩く
- 空や花を見ながら「今ここ」を味わう
歩くと「考える」から「感じる」に切り替わる。
だからこそ、見失っていた大切なものが見えてきます。
十分な睡眠を確保する
心がモヤモヤしたり、どうしょうもない負の感情が湧き上がった時は、
とにかく寝る、、これが最も有効な回復方法だとわかりました。
毎日、何時間、寝たか?睡眠記録をつけているぐらい
今の私は日常で十分な睡眠を最優先して生活しています。
実際に不健康になる人の最初の兆候は、睡眠不足になる人も多いです。
睡眠は一日削ったぐらいでは何ともないと思うかも知れませんが
蓄積していくと大きな負債に。
睡眠時間を絶対に確保すると決めると、時間を作るために必然的に
生活のサイクルも見直すようになります。
毎日、少しでも時間を作ろうと努力するようになったことも
人生を変えてくれるキッカケになりました。
うつ病の回復には小さなな習慣が有効だった
どれも簡単で、すぐにできそうな事ばかりだと感じた人もいるかもしれません。
でも、私は、こんな簡単なことでさえ、
何十年間も十分に習慣化できていかなったのが現実です。
今までの生活が送れなくなってから
強制的に自分の人生を見直すようになりました。
一時期の私は30分以上、物事に集中することができず、
物忘れもひどくて数時間前に自分が何をしたか?も覚えていない状態。
でも、こんな最悪の状態になる兆候は、実は数年前からありました。
眠れない、常に疲れやすい。忘れっぽい。
いつも不安でイライラする
狂っているとしか思えないぐらい、カードで借金してまで
お金を使い、収支も全く把握していない。
心のどこかで、この生活をやめないといけないと思いつつも、
走り続ける状態が何年も続いていました。
異常に消耗する私を家族は心配していましたが、
それ以外の周囲は誰も気が付いていなかったと思います。
そして、ついに病気を機に私はすべて辞めました。
最初は不安で夜も眠れず
何度も楽に朝に自分が死んでいる事を願いました。
でも、どん底のように思えても、少しずつ変える事を意識し続ければ、毎日は確実に変わります。
習慣は何よりも自分を回復させてくれる
将来の不安や焦りもなくなり、やるべきことに集中できる自分になってきます。
私の話が何かで悩んでいる人のお役に立てば嬉しいです。